zubimendi rice(C)Getty images

スビメンディ&ライスは「完璧な補完性」?現地記者がアーセナル中盤に期待「監督は自信を深めているはず」

アーセナルの新たな中盤トリオについて、有力メディア『The Athletic』が分析している。

新シーズンこそプレミアリーグ優勝を目指し、今夏に積極的な補強を敢行するアーセナル。特に中盤では、激しい争奪戦を制してスペイン代表MFマルティン・スビメンディを獲得した。そして26歳MFは、9日のアトレティック・クルブ戦(3-0)でチームの中心であるデクラン・ライス、マルティン・ウーデゴールとともに先発出場。先制点をアシストするなど、攻守に見事な活躍を見せてマン・オブ・ザ・マッチにも輝いている。

『The Athletic』のアルト・デ・ロシェ記者は、「スビメンディ、ライス、ウーデゴール。3人の中盤による真の実力を垣間見た」とし、「数カ月に及ぶ待ち時間を経て、アーセナルファンはついにウーデゴール、スビメンディ、ライスの中盤を観ることができた。今回が初の同時先発だが、期待を裏切らないパフォーマンスだった」と3人の関係性を分析した。

「ウーデゴールはほとんどの時間、いつも通り右サイドのスペースをキープしている。一方で、ライスとスビメンディのダイナミックな動きは非常に興味深い。ミケル・アルテタも『また新たな進化が見られた』と喜んだが、この2人は完璧に補完し合い、固定されたポジションに縛られずに躍動している」

「中盤の底でスタートしたのはスビメンディだが、ライスとその役割を度々変更。ライスは何度もブカヨ・サカへのロングパスを通し、リッカルド・カラフィオーリをより前線に押し上げた。一方のスビメンディは、落ち着いて素早く、鋭いパスを何本も通して、さらに守備時も必要な判断力を垣間見せている。彼のパフォーマンスは、ヴィクトル・ギェケレシュへのアシストで締めくくられたが、ライスとの連携は非常に見応えのあるものである」

そして「マンチェスター・ユナイテッドとの開幕戦を前に、中盤のパフォーマンスは期待以上のものだった。ここにイーサン・ヌワネリなども加わり、アルテタはさらに自信を深めているだろう」と綴っている。

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