現地時間20日、カラバオカップ(イングランド・リーグカップ)準決勝セカンドレグが行われ、冨安健洋の所属するアーセナルがホームのエミレーツ・スタジアムに南野拓実所属のリヴァプールを迎えた。
ファーストレグを0-0で折り返している両者。負傷明けの冨安が先発に復帰し、2列目にスミス・ロウ、マルティネッリ、ウーデゴール、サカの4人を揃えたアーセナルに対し、リヴァプールは若いゴードンを3トップの一角に抜擢。ファーストレグの終了間際に決定機を外して批判も受けた南野は、直近のリーグ戦でバースデーゴールを挙げるなどミスを引きずらないメンタリティを見せたが、この試合ではベンチスタートとなった。
最初のチャンスはアーセナル。5分、ゴール正面からのFKをラカゼットが蹴ると、壁を越えたキックは右のクロスバーに弾かれた。
リヴァプールの反撃は13分、左CKをファビーニョが頭で合わせ、最後はマティップがコースを変えてネットを揺らしたが、マティップの位置がオフサイドのためノーゴールとなった。
迎えた19分、カウンターからフィルミーノのヒールパスを受けたアレクサンダー=アーノルドが左のジョタに預けると、対峙した冨安を振り切って中央にカットイン。そのまま右足でゴール左へと流し込み、リヴァプールがファーストレグから続いていた均衡をついに破った。
先制を許したアーセナルは、若く創造性のある2列目の4人に期待がかかるが、リヴァプールが60%以上のボールポゼッション率を見せる中、守備時には4人の良さが発揮されず。復帰の冨安もオーバーラップする機会がなく、マッチアップするジョタの対応に手を焼く場面が目立った。
後半、先に動いたのは1点リードのリヴァプール。ハーフタイムでマティップを下げてコナテを投入する。
追いつきたいアーセナルは49分、ロコンガの浮き球パスにラカゼットが抜け出すも、シュートは枠を外れる。
51分にはリヴァプールに決定機。左サイドを突破したジョタの折り返しをゴール前フリーのゴードンが左足で捉える。しかし、力んだのかゴール上へと大きく打ち上げてしまい、追加点を奪うことができない。
前半同様に前線でタメを作れないアーセナルは2列目の良さが発揮されず、ティアニーと冨安の両サイドバックの攻撃参加もほとんどない状態が続く。
追加点の欲しいリヴァプールは63分、ゴードンに代えて南野を投入。すると69分、アレクサンダー=アーノルドの折り返しがゴール前でこぼれ、南野が拾って左足で押し込む。しかし、これはカバーに入っていたDFにブロックされる。
74分、ラカゼットとスミス・ロウを下げてエンケティアとトーマスを投入。リヴァプールはヘンダーソンに代えてミルナーを投入し中盤のインテンシティを底上げする。
迎えた77分、マルティネッリからボールを奪ったアレクサンダー=アーノルドのロングパスに抜け出したジョタがGKラムズデールを破りネットを揺らす。オフサイドの旗が上がっていたが、VARの結果、ゴールが認められリヴァプールが大きな追加点を挙げた。
84分にフィルミーノを下げてネコ・ウィリアムズを投入し逃げ切りを図ったリヴァプールに対し、アーセナルは90分にトーマスがレイトタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場。ファーストレグに続いて10人となったアーセナルにアディショナルタイムの5分間で2点を取り返す力は残されておらず、逃げ切ったリヴァプールがチェルシーの待つ決勝へと駒を進めた。
■試合結果
アーセナル 0-2 リヴァプール
(2試合合計0-2でリヴァプールが決勝進出)
■得点者
アーセナル:なし
リヴァプール:ジョタ(19分、77分)




