アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督が、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝フランス戦前、涙を流しながら選手たちへの感謝を口にした。
フランス戦の前日会見終了後、スカローニ監督はアルゼンチンのテレビメディアとのインタビューに応じ、その場で「今、選手たちに何を伝えたいですか?」との質問に対して心を動かした。
44歳のアルゼンチン人指揮官は、少し考えを巡らせ、目を潤ませからこんなことを口にしたのだった。
「昨日、そんなことを話していたんだ。私からは感謝することしかできない。アルゼンチン人ならば、誰もが同じことをするはずだ」
「私はもう感動してしまっている。選手たちは全力を尽くしてくれているのだから。明日、頂上を極めることを期待しているよ。しかし、たとえそうできなくとも、彼らには誇りを持ってほしい」
「今は楽しむべきときだ。少なくとも、私は喜びを享受しているよ」
カタールW杯決勝アルゼンチン対フランスは、日本時間18日深夜24時にキックオフを迎える。
