カタール・ワールドカップグループC第2節で、アルゼンチン代表とメキシコ代表が対戦した。
初戦のサウジアラビア戦を落としたアルゼンチンは、引き続きラウタロ・マルティネスとリオネル・メッシの2トップに。中盤にはロドリゴ・デ・パウル、ギド・ロドリゲスが並んだ。
前半はともに中盤で激しいボールの攻防が繰り広げられ、ゴール前にまで進入するシーンは数えるほどに。終了間際にはメキシコのアレクシス・ベガが直接FKを狙って枠を捉えるが、エミリアーノ・マルティネスがキャッチして防いでみせた。
後半も停滞した展開が続いたが、苦境を救ったのはやはりアルゼンチンの10番だった。64分、中央でディ・マリアから浮き球の難しいパスを受けると、ワントラップから左足を振り抜く。これがゴール右隅に吸い込まれ、待望の先制点を奪う。
その後、メキシコの反撃を耐え忍んだアルゼンチンは87分に追加点。ショートコーナーからメッシのパスを受けたエンツォ・フェルナンデスが左からカットインすると、右足で見事なシュートを沈めて2-0とした。
そのままアルゼンチンが勝利し、今大会初白星。グループCは4ポイントのポーランドがトップで、3ポイントのアルゼンチン、サウジアラビア、1ポイントのメキシコと続いている。
