Lionel Messi Argentina Brasil Eliminatorias 21112023CARL DE SOUZA/AFP via Getty Images

アルゼンチンファンをブラジル警察が警棒で制圧か…メッシ「何が起きたかはよくわかっている」

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、ブラジル代表戦を振り返った。

21日に行われた2026年ワールドカップ南米予選で、ブラジルと対戦したアルゼンチン。敵地マラカナン・スタジアムでの一戦となったが、63分にニコラス・オタメンディの豪快なヘッドで先制に成功すると、終盤には相手が退場者を出したこともあり、1-0で勝利を飾っている。

この結果、アルゼンチンはワールドカップの南米予選においてブラジルに敵地で勝利した史上初のチームに。歴史的な勝利の後、主将として先発したメッシが試合を振り返った。『ESPN』が伝えている。

「このチームは歴史的な偉業を達成し続けている。ブラジルの歴史は知っていたし、そこで勝つのは素晴らしいことだね。(前節)ウルグアイ戦に敗れた後、勝利を取り戻すことが必要だったんだ」

「非常に厳しい試合だったよ。ブラジル対アルゼンチンの一戦は、常に多くのことがかかっている。彼らのファンもチームにあまり満足していないし、僕らも敗戦から立ち直らなければならなかったんだ。コパ・アメリカ決勝と似たような試合で、細部で試合が決まることはわかっていたよ」

なおこの一戦では、キックオフ前に両チームのサポーターが衝突。そしてブラジル警察がアルゼンチン人ファンを止めるため、暴力的な行為に出ていたことがSNSを中心に拡散されており、GKエミリアーノ・マルティネスが止めに入ったシーンなども大きな話題となっていた。そしてアルゼンチンの選手たちは試合続行不可能と判断し、一度ロッカールームへ。30分遅れで試合は開始されていた。

この件について問われたメッシは、「僕らは彼らが殴る姿を見ていた。リベルタドーレス決勝と同じように、警棒を使って制圧していた。選手の家族もそのエリアにはいたんだ。何が起こったのかは、よくわかっているだろう」とし、また一度ロッカールームへ戻る決断をしたことについても話している。

「すべてを落ち着かせるためにそうしたと思う。もっと悪いことが起きたかもしれない。すべてを落ち着かせて、みんなに様子を聞いてから出ていくことにしたんだ」

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0