リオネル・メッシは、今夏にアルゼンチン代表としてコパ・アメリカに出場するか、オリンピックに出場するかの選択を迫られるかもしれないと、インテル・マイアミのヘラルド・マルティーノ監督が語った。『ESPN』が伝えた。
今年、フランスのパリで7月26日から8月11日までオリンピックが開催される予定となっている。一方、アメリカで開催予定のコパ・アメリカは、6月20日から7月14日まで開催される予定となっており、スケジュール的にも両方の大会に参加するのは困難といわれている。
そんな中、U-23アルゼンチン代表監督を率いるハビエル・マスチェラーノ氏は最近、インテル・マイアミのメッシがパリオリンピックに出場する可能性を残していると語ったことで、今夏にメッシがアルゼンチン代表としてコパ・アメリカを選択するのか、パリオリンピックを選択するのかが注目されている。オリンピックでもプレーするかどうかを尋ねられたインテル・マイアミのマルティーノ監督は、メッシについて直接言及せず、MLSのチームメイトであるディエゴ・ゴメスの例を挙げながら大会への参加について意見を口にした。
「彼(パラグアイ代表のゴメス)もコパ・アメリカとオリンピックがある。我々はコパに彼を与えなければならないことを知っているし、我々はコミュニケーションをとっている。(パラグアイのFAには)多くの友人がいるが、私は彼らに1つだけ選ぶように言ったよ」
また、マルティーノ監督は「私は代表チームには賛成だが、今回は2つの大会(コパ・アメリカとオリンピック)が近接しており、選手が2ヶ月以上不在になることを意味する」と発言し、コパ・アメリカが開催されている間、MLSのシーズンは中断することなく続くため、選手たちが両方の大会に出場することに反対していることを明かしている。
