アルゼンチン代表のリオネル・メッシは、カタールワールドカップ(W杯)準々決勝のオランダ戦でゴールを決めた後、反抗的なセレブレーションをしたことを後悔しているようだ。
メッシは昨年に行われたカタールW杯準々決勝のオランダ戦で、後半にPKから得点を奪取。これによってアルゼンチンが2-1とリードを広げることに成功した。このゴールの際、メッシはオランダ代表のルイス・ファン・ハール監督に向けて反抗的なセレブレーションを披露。同監督がこの試合までの間に、メッシに対するオフ・ザ・ボールの仕事ぶりを批判するコメントを残していたことが要因とされている。
ただ、メッシは『ESPN』の取材に対し、あの時の行動を後悔していることを認めた。
「その場で『トポ・ジージョ』(ゴールセレブレーションで、選手が誰かに反抗するサインとして両手を耳に当てること)を思いついてしまった。即座に後悔したよ。そのセレブレーションをやった瞬間、『なんてバカなんだ。まだ同点に追いつけるのに』ってね。こういうことはたいていあるものだよ」
結局、このパフォーマンスの後、メッシの懸念通りアルゼンチンは後半終了間際に追いつかれることに。最終的にPK戦で勝利を手にすることができたが、より試合が難しくなったことを考え、メッシは自身のパフォーマンスを後悔しているようだ。
