アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは、負傷を抱えながらもボリビア戦に帯同したリオネル・メッシを誇りに思うと賛辞を送った。
アルゼンチン代表は木曜日にワールドカップ南米予選の開幕戦でエクアドルと対戦。この試合でメッシは主将としてピッチに立つと、チームの唯一のゴールを奪い、勝利に大きく貢献した。ただ、この試合では後半の終盤に途中交代。負傷の影響もあってラパスで行われた第2戦のボリビア戦ではメンバーに入らなかった。
しかし、メッシはマイアミで療養を始めるために離脱するのではなく、海抜3,600メートルへの過酷な旅に臨むチームメイトに同行。ボリビア戦を現地で観戦することを選んだ。このメッシの行動について、守護神を務めるマルティネスは記者団に自身の思いを口にした。
「ハングリー精神がある。家に帰ることもできたのに、私たちに同行したキャプテンと同じだ。彼は我々を感じ続け、愛し続け、伴走し続けてくれていることを誇りに思う。我々の後ろにいることを誇りに思うよ」
また、マルティネスは「いつもはアルゼンチン以外ではあまり好かれないんだ」と苦笑いしつつ、「でも今日は、ボリビアの人たちが僕の名前を大合唱してくれて驚いたよ」と相手サポーターからの歓迎を喜んだ。メッシの同行もあり南米予選で連勝スタートを切ったアルゼンチンは、しっかりと予選を勝ち切ることができるだろうか。


