アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの代理人が、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍に近づいていた過去を明かした。『ESPN』が伝えた。
語られたところでは、移籍の可能性があったのは昨夏のこと。マンチェスター・Uはダビド・デ・ヘアの退団を受け、新しいGK探しに奔走。最終的にエリック・テン・ハーグ監督が以前にアヤックスで指導していたアンドレ・オナナを獲得することで、終結することになった。
ただ、マルティネスの代理人を務めるゴンサロ・ゴニ氏は、クラブ内の多くの人々がマルティネス獲得を望んでおり、アルゼンチン人GKをオールド・トラフォードに連れてこなかった決定を後悔する人もいたと明かした。
「昨年、彼はマンチェスター・Uに非常に近づいていた。監督はオナナを選んだが、それは彼をすでに知っていたからだ。だけどその後、勝利するための理想的なGKはエミリアーノ・マルティネスだったと、マンチェスター・Uの全員が主張していたよ」
マンチェスター・U行きとはいかなかったマルティネスだが、アストン・ヴィラに残ってクラブのプレミアリーグ4位フィニッシュに大きく貢献。コパ・アメリカでもエクアドルとの準々決勝で神がかり的なPKストップを見せてアルゼンチンの英雄となった。
大きく評価を高めるマルティネスについて、代理人は夏の移籍の可能性を否定しなかった。
「何も決まっていないよ。我々は会話をし、耳を傾け、観察している。様子を見よう。ただ、おそらく彼はアストン・ヴィラをヨーロッパの強豪と同等のレベルに引き上げるだろうね」

