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アーセナル、痛恨の敗戦で2位転落!ホームでアストン・ヴィラに完封負け…冨安健洋は途中出場

現地時間14日、イングランド・プレミアリーグは第33節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルはホームのエミレーツ・スタジアムにアストン・ヴィラを迎えた。

前節、ついにリヴァプールと勝点で並び、得失点差で首位に立ったアーセナル。前日に勝利したマンチェスター・シティに暫定で首位の座を奪われたが、勝てば単独首位に躍り出ることになる。

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熾烈な優勝争いと並行して、バイエルンとのチャンピオンズリーグも控えているアーセナルだが、明確なターンオーバーはせず、冨安、ジョルジーニョ、マルティネッリがベンチからのスタートとなった。

立ち上がりからボールを保持して攻勢に出たアーセナルは11分、トロサールのスルーパスにハヴァーツが抜け出しエリア内左からシュートを放つも、これはGKエミリアーノ・マルティネスが正面ではじき返す。

さらに17分、サカの右クロスをファーポストのジェズスが頭で叩きつけるもサイドネットの外。20分にはウーデゴールのスルーパスに抜け出したサカがエリア内右の角度のない位置から右足を振り抜くも、サイドネットの外側だった。

我慢の展開を耐えていたアストン・ヴィラは39分、ワトキンスが高い位置でプレスをかけると、ガブリエウのパスがジンチェンコの背中に当たってワトキンスの前にこぼれる。そのままエリア内右に侵入してシュートを放つが、これは左のポストの内側を叩いてゴール右へと外れた。

40分にはアーセナルに決定機。エリア内右からのジェズスの折り返しをゴール前のトロサールが合わせるが、至近距離からのシュートはGKエミリアーノ・マルティネスが足先でブロックした。

後半は前半よりもアストン・ヴィラのカウンターが目立つ展開に。62分、ペナルティーエリア左でボールを奪い返したティーレマンスのシュートがクロスバーと左のポストを叩いた。

前半ほどチャンスが作れなくないアーセナルは68分、トロサールとホワイトを下げて冨安とマルティネッリを投入。冨安はそのまま右サイドバックに入った。さらに79分にはウーデゴールとジェズスに代えてスミス・ロウとジョルジーニョを投入して先制点を取りに行く。

試合が動いたのは84分、左サイドからの折り返しをニアサイドのパウ・トーレスが潰れ、ファーポストに流れたボールをベイリーが押し込んでアストン・ヴィラが先制する。

アーセナルにとって失点のショックも冷めやらぬ87分、カウンターからロングパスに抜け出したワトキンスがスミス・ロウのチェックを受けながらもGKラヤを引き付けてからループシュートを沈め、アストン・ヴィラが決定的な追加点を挙げた。

こうなると苦しいアーセナル。アディショナルタイムは8分と長めに取られたが、特に後半はゴールが遠く、なかなかシュートチャンスを作れないまま。最後までアストン・ヴィラゴールをこじ開けることは叶わず、0-2で痛恨の黒星を喫した。

■試合結果

アーセナル 0-2 アストン・ヴィラ

■得点者

アーセナル:なし

アストン・ヴィラ:ベイリー(84分)、ワトキンス(87分)

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