ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧は来シーズンへの意気込みなどを語った。地元紙『ライニシェ・ポスト』がコメントを紹介している。
昨夏に川崎フロンターレからのレンタルでデュッセルドルフに渡った田中は完全移籍移行が決定。クラブは先月28日、買い取りオプションを行使し、現在23歳の同選手と2025年までの契約を結んだことを発表した。
そんな田中だが、現地メディアに対し今後もデュッセルドルフでプレーすることへの喜びを口に。「子供の頃から必ずヨーロッパでプレーしたいと考え、フォルトゥナがそのチャンスを与えてくれました。なのですごく嬉しいです」と語った。
一方、田中はこれまで公式戦28試合に出場も自身の海外での初シーズンに納得していない様子。「僕のシーズンには満足していません。もっとプレーすると思っていました」と胸中を明かすと、「だけど、それはもっと頑張らなければいけないということです」と続けた。
デュッセルドルフは今シーズン、2月に就任のダニエル・ティウーネ新監督の下では11試合負けなし(5勝6分け)と好調も、32節消化時点で9位と昇格争いに絡めず。来シーズンを見据える田中は「ブンデスリーガに昇格するために僕たちは新シーズンに向けて良い準備をしなければいけませんね」と語り、「僕は将来はフォルトゥナと、そこでプレーしたいです」とも意気込みを示した。
なお、田中はカタールW杯についても言及。「そこに行くのは僕の夢です。ただ、そこで実際にプレーするためにはデュセルドルフでアピールしていかなければいけませんね」とクラブでのパフォーマンスこそが日本代表での起用につながることを指摘した。
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