ao tanaka(C)Getty Images

移籍志願の田中碧、新天地は英2部リーズに?移籍金4億円以上でデュッセルドルフと交渉中か

フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧は、リーズへの移籍に近づいているようだ。

2021年に川崎フロンターレからデュッセルドルフへと加入し、公式戦60試合近くに出場する田中。昨年のワールドカップでも3試合に出場するなど日本代表でも欠かせない存在になりつつある24歳だが、今夏の去就が話題になっている。本人は開幕戦後に「ピッチでやるだけ」と語っていたが、ダニエル・ティウーネ監督は先日「アオは我々に移籍志望を伝えている」と明かしていた。

そんな田中の状況について、ドイツ『ビルト』は「彼の移籍願望はすぐに満たされる可能性がある」と指摘。直近では遠藤航が移籍したシュトゥットガルトがボーナス込みで270万ユーロ(約4億3000万円)のオファーを提出したが、デュッセルドルフは拒否したようだ。そしてシュトゥットガルトはアンジェロ・スティラーにターゲットを移し、田中の獲得からは撤退したという。

しかし同メディアによると、チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズが最初の獲得オファーを提出した模様。具体的な金額は伝えられていないが、シュトゥットガルトよりも高額なオファーのようだ。デュッセルドルフ首脳陣は移籍金に関して交渉を続けており、また合意には至っていないという。さらに、田中自身はシュトゥットガルト移籍が決裂した後、1部クラブへの移籍希望をクラブ側に伝えていたようだが、リーズへの移籍は「数日以内に決着する可能性もある」と伝えられた。

26日に行われたブンデスリーガ2部第4節のエルヴェルスベルク戦(5-0)では、90分ベンチで試合を見守った田中。今夏に三好康児(バーミンガム)や坂元達裕(コヴェントリー)も挑戦をスタートさせたチャンピオンシップへチャレンジすることになるのだろうか。

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