ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧は以前の代理会社に戻ることになったようだ。地元紙『ライニシェ・ポスト』が報じた。
今夏の移籍を目指す田中は先月に代理会社をイギリスのCAA Base社からドイツのSports360社に変更。デュッセルドルフとの契約が最終年に突入するタイミングで、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督やMFトニ・クロース、日本人選手では菅原由勢をクライアントに持つ代理人のフォルカー・シュトルート氏のエージェンシーに加わっていた。
しかし『ライニシェ・ポスト』によれば、「タナカはその時点で、代理人を変えてはいけなかった」とのこと。「ドイツ法ではおそらく別の話となるが、彼の場合はCAA Base社が登記上本社を構えるイギリスの法律が適用される」とその時点での代理人変更はイギリス法に反していたことを指摘している。
そして同紙が伝えたところ、「タナカは法的な小競り合いを避けたかった。そのため、不本意ながらシュトルート氏のエージェンシーを去らざるを得なかった」という。また、Sports360社ではすでに今夏の移籍に向けて、「いくつかの期待できる接触があったとされるだけに、彼やフォルトゥナにとって
より苦い結果となった」とも表現している。
なお同紙はCAA Base社の問題点として、「もちろん、例えば田中のようなクライアントのためにプレミアリーグやドイツのトップクラブなどとのビッグ・ディールをまとめるのには興味を持っている。しかし、イギリス人は昇格組や国際的には無名のブンデスリーガクラブへの移籍など、利益が少ない移籍に関心を持たない」と主張。そのため、クラブのクラウス・アロフス役員やクリスティアン・ヴェ―バーSD(スポーツディレクター)、若しくは田中本人が自ら「ワールドカップ出場者のバイヤー」を探さなければならないかもしれないとも指摘されている。


