ao-tanaka(C)Getty Images

決勝T進出の立役者・田中碧、クロアチア戦で警戒する「チームの核」とは?「世界的に見てもトップ」

日本代表MF田中碧が3日、メディア取材に応じた。

カタール・ワールドカップでグループEに所属した日本代表。大会屈指の厳しいグループに入ったものの、ドイツ代表、スペイン代表とワールドカップ優勝経験国相手にそれぞれ2-1と逆転勝利を収め、首位で決勝トーナメント進出を決めている。

田中の逆転弾もあってスペインを下し、グループEを首位で通過した日本。決勝トーナメント1回戦では、グループFを2位で通過したクロアチアと対戦する。前回大会準優勝の強豪国だが、田中は特に中盤の3選手(モドリッチ、コヴァチッチ、ブロゾヴィッチ)を警戒している。

「クロアチアの選手はすごくテクニカルで、個人としてもハードワークする印象があります。特に中盤の3人はチームの核ではあるので、そこの攻防は鍵になるかなと思います」

「どんなシチュエーションにも対応できるのが彼らの良さでもあると思います。主導権を絶対的に握るようなチームでもないですし、握ろうと思えば(日本が)握れると思う。ドイツやスペインのようではないですけど、柔軟性や対応力に長けているチーム。少し日本とは似ているところもあるのかなと思います。簡単な相手ではないです」

「中盤の選手のクオリティは世界的に見てもトップなので、そこの攻防というか。彼らに時間とスペースを与えないことは重要になるかと思います。そこの攻防次第で展開が大きく変わりますし、1つの鍵になるとは勝手に思っています」

ルカ・モドリッチは前回大会のMVPに輝き、2018年のバロンドールも受賞。所属するレアル・マドリーでは史上初のチャンピオンズリーグ(CL)三連覇の立役者となるなど、37歳でも未だ世界トップレベルを走っている。またマテオ・コヴァチッチも、レアル・マドリーや現所属チェルシーでCL制覇を経験。マルセロ・ブロゾヴィッチは、インテルの主力として2020-21シーズンのセリエA制覇の原動力となった。3選手とも前回大会の準優勝を支え、今大会もグループステージ3試合共に先発。大会屈指の3センターとして、ハイレベルなパフォーマンスを見せていた。

そんな世界屈指の中盤を要するクロアチアと対戦する日本。コンディション管理の秘訣は「よく食べてよく寝ること」と語った田中は3選手と対峙することが予想されるが、大一番で彼らを抑えることができるだろうか。決勝トーナメント1回戦は5日に行われる。

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