アラベスMFアントニオ・ブランコが、レアル・マドリーFWキリアン・エンバペから謝罪を受けたことを明かした。スペイン『アス』などが伝えている。
13日に行われたラ・リーガ第31節アラベス対レアル・マドリー(0-1)で、エンバペは前半に退場処分に。A・ブランコに凄まじい勢いで向かっていったフランス代表FWは、足裏で脛の付近に強烈なタックルを見舞って、問答無用でレッドカードを提示されている。同選手が退場となるのはPSG時代の2019年4月以来で、キャリア4度目のことだ。
大怪我を負わせていてもおかしくはなかった、まったく擁護のできない悪質なタックルだったが、選手本人は深く反省しており、チームメートなどに謝罪をしていたことが報じられている。またタックルを受けたA・ブランコ本人も謝られたことを明かした。
レアル・マドリーの下部組織出身であるA・ブランコは試合後、次のように語っている。
「キリアンは強烈なタックルを仕掛けたことでレッドカードを提示された。彼と個人的に話をして謝罪されたよ。それこそが最も重要なことだ。もう、この件はおしまいでいいじゃないか」
「何も問題はない。フットボールでは、ああいったアクションだって生まれてしまうものなんだからね」
なおエンバペのファウルは“暴力的なプレー”に該当するが、球際の争いにおけるファウルで、なおかつA・ブランコを負傷させたわけではないために出場停止処分は1〜3試合になる見込み。4試合先の4月26日に行われるコパ・デル・レイ決勝バルセロナ戦には問題なく出場できるとみられている。
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