アトレティコ・マドリーFWアンヘル・コレアのサウジアラビア移籍は、両クラブ間が移籍金額で合意すれば成立する運びとなりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。
同紙曰く、アンヘル・コレアの獲得を狙っているサウジアラビアのクラブはFWカリム・ベンゼマ、MFファビーニョ、MFエンゴロ・カンテらを擁するアル・イテハドで、アルゼンチン代表FWに対して年俸1500万ユーロ(約24億円)と、アトレティコの選手では誰も受け取ることのできない巨額のオファーを提示している模様。アンヘル・コレアはこのオファーを前にして、2014年にスタートさせたスペイン首都での日々を終わらせる考えもあるようだ。
選手に移籍の意思があるとして、残る問題はアル・イテハドがアトレティコに提示する移籍金額にあるようだ。ほかにもスター選手たちを抱え、資金のやり繰りに苦慮しているサウジのクラブは、現時点で移籍金として1000万ユーロしか提示できず、アトレティコを納得させられていない様子。スペイン首都のクラブは、少なくともその2倍の額を求めているという。
アル・イテハドは現在、移籍金額を引き上げる手段を探しているとのこと。加えて、A・コレアの年俸の捻出および外国人枠を空けるために、アヤックスからの興味が噂されるポルトガル人FWジョタの放出も予定しているようだ。
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)