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コパ決勝クラシコで敗戦…解任濃厚と報じられるアンチェロッティ「続けることもやめることもできる。今後数週間で解決するテーマだ」

レアル・マドリーは27日のコパ・デル・レイ決勝バルセロナ戦を2-3で落とした。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、自チームが勝利していてもおかしくなかったとの見解を示している。

前半にバルセロナの攻勢を受け、MFぺドリの先制点を許したマドリーだったが、負傷明けのFWキリアン・エンバペを投入した後半に反撃。70分にエンバペの直接フリーキックで同点に追いつくと、77分にはCKからMFオーレリアン・チュアメニが逆転ゴールを決めた。

スコアをひっくり返したマドリーだが84分、FWフェラン・トーレスの同点弾を許して試合は延長戦に突入。そして116分、DFジュール・クンデにミドルシュートを決められ、バルセロナの再逆転を許して優勝を逃した。

アンチェロッティ監督は試合後会見で、次のような感想を述べている。

「良い試合だった。私たちはしっかりと競い合ったよ。ゲームをコントロールしていたはずが、背後からボールを奪われて失点してしまった。本当に勝利に近づいていたのだがね」

マドリーが今季残すタイトルは、首位バルセロナと勝ち点4差で2位につけるラ・リーガのみとなった。

「私たちはこれからも戦い続けなくてはならない。今日のチームにケチをつけることはできないさ。マドリーはとても見事な試合を演じていたのだからね。もし勝っていたとしても事件ではなかった。後半は、相手より私たちの方が勝利に近かったのだから」

すでにチャンピオンズリーグ(CL)で敗退している今季のマドリーだが、アンチェロッティ監督はCLに続いてコパ決勝を落とせば、解任が濃厚になることが報じられてきた。そのことについて問われたイタリア人指揮官は、こう返答している。

「続けることも、ここでやめることもできるだろう。このテーマは今後数週間で解決されるものだ。今日ではないよ」

なおアンチェロッティ監督が実際に解任される場合、チームを率いるのはラ・リーガ最終節までで、クラブ・ワールドカップでは異なる監督が指揮を取るとされている。

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