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アンチェロッティ「レアル・マドリーがアーセナルより10キロ走行距離が少なかった?私たちはあまり走らないで2回CLを勝ち取ったんだ」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アーセナル戦を振り返った。

敵地アーセナル・スタジアムで、0-3の完敗を喫したレアル・マドリー。その試合でとりわけ注目されたのが走行距離である。アーセナルの選手たちが113.9キロ走ったのに対して、マドリーの選手たちは101.2キロにとどまり、1人あたり1キロ以上も走った距離が少なかったのだ。そもそもマドリーは今季CLで、アタランタ戦を除いて相手よりも走行距離が少ない。

13日のラ・リーガ第31節、敵地メンディソロサでのアラベス戦を前に会見に出席したアンチェロッティ監督は、そのデータについて言及。レアル・マドリーが走行距離で劣っているのは問題としなかったが、しかしアーセナル戦ではあらゆることで劣っていたとの見解を示している。

「データはとてもはっきりしている。私たちは相手よりも走った距離が少なかった。しかし、それが何か影響を与えていたということではない。もっと走れたかもしれないが、決してそれだけではないんだ。すべては選手たちの特徴に依存することなんだよ」

「そうしたことは過去のシーズンにも起こっている。走行距離は多くのことを物語るが、スプリントした距離は含まれていない。私たちはこれまでも、常に走る距離が少なかった。だが、それにもかかわらずチャンピオンズ優勝を2回も成し遂げているんだ」

「アーセナル戦、私たちはあらゆる面で彼らに劣っていた。走行距離のほか、スプリント数など、すべてで劣っていたんだ。彼らは私たちよりも懸命に働いていた」

アンチェロッティ監督は、本拠地サンティアゴ・ベルナベウで行われる2ndレグで、逆転勝利を果たす意欲を口にしている。

「逆転できるか分からないが、チャレンジするつもりだ。レアル・マドリーはそうした逆転勝利を何度も成し遂げてきた唯一無二のチームなんだよ。私たちは最後の1分まで、最後のボールまでチャレンジする。どうやるか結論は出ているか? 自分たちにはそうするための手段がある」

なおCLに参加しているチームの中で、レアル・マドリーは唯一日曜にリーグ戦が組まれている。そのほかは土曜に試合を行い、PSGに至っては休みが与えられている。

「まあ、そうなっているということだね。今季はなぜかそういう日程が組まれているが、しかしレガネス戦からアーセナル戦までは72時間以上空いている。私たちに不満を言うことはできない」

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