carlo ancelottiGetty Images

CLアトレティコ戦に臨むアンチェロッティ「選手のタイプは献身的に走れるか、違いを生み出せるかの2つだ。中途半端が一番いけない」

レアル・マドリーは4日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアトレティコ・マドリー戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、均衡したダービーになるとの見解を示している。

「ダービーはいつだって変わらない。感情的にも試合前の重圧的にも、とても特別な一戦だ」

「アトレティコは良いシーズンを過ごしているね。最後に行われたダービー(1-1)では、前半の私たちのパフォーマンスは悪く、後半はとても良かった。今回の一戦では前回の後半のようなプレーを見せることを考えなければいけない。難しいことではないさ」

筋肉系の問題によって2日まで全体練習に参加できなかったMFフェデ・バルベルデは、起用可能なのだろうか。

「昨日の個人練習の感触は良かったし、今日は全体練習に参加する予定だ。練習後、プレーさせるかどうかの決断を下すよ(※招集リストには入っている)」

「もしバルベルデが復帰しなかったら、ルーカス・バスケスとラウール・アセンシオのどちらが右サイドバックを務めるのか? ルーカス・バスケスだよ」

今季のレアル・マドリーは前線の選手たちが献身的に守備をせず、そのために攻守の安定が取れていないと指摘される。アンチェロッティ監督が選手だった時代にも、才能豊かな選手は守備を疎かにしていたのだろうか。

「私の時代にはクオリティーに特化し、献身的になるのが苦手な選手たちの方か多かった。そもそも選手には2つのタイプがいるんだ。走る選手と違いを生み出す選手だよ。中途半端が一番いけないね」

その一方で、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督との思い出について問われると、ユヴェントス指揮官時代を振り返っている。

「彼が選手だった頃、リーグ優勝を争っていたユヴェントス対ラツィオで彼がゴールを決めた。ラツィオが勝利してリーグ戦の優勝を許してしまったよ」

「私は監督としての彼を本当にリスペクトしている。素晴らしい指揮官だし、アトレティコは欧州最高のレベルまで引き上げている。彼の好きなところは試合の読み方、チームの試合への入らせ方、戦略、守備面の団結を引き出せることだ。そのすべてが本当に好きだよ」

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