AncelottiGetty Images

アンチェロッティ「選手の遅刻について?納得できる理由があるならばお咎めなしだ」「選手たちにはかなり自由を与えている」

レアル・マドリーは12日にスペイン・スーパーカップ決勝のバルセロナ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、0-4で敗れた今季ラ・リーガ前半戦のクラシコの教訓を生かして、勝利をつかみたいと息巻いた。

「今季最初のクラシコについて考えなくてはいけない。私たちはあの試合について明確な分析をした。良い形で試合をスタートさせたが、後半に勢いを落としてしまったんだ」

「私たちは同じミスを犯すことを避けなければいけない。クラシコはいつだってクラシコであり、決勝という舞台ならばなおさらだ。バルセロナとの一戦はいつだって特別だよ」

バルセロナのハンジ・フリック監督は同大会準決勝アスレティック・ビルバオ戦(2-0)で、ミーティングに遅れたGKイニャキ・ペーニャをスタメンをから外す決断を下した。同監督は選手の遅刻について「スペインのメンタリティーは異なっているね。彼らはプロのフットボール選手なのだから時間はしっかりと守らなくては。遅刻すれば(ベンチに置く以外の)選択肢はない」と語っていたが、アンチェロッティ監督はドイツ人指揮官と比べれば、遅刻する選手に対して聞く耳を持っているようだ。

「時間は大切なものであり、選手たちは規則正しくしなければいけない。グループは一人だけを待つのを好まないのだから」

「選手が遅刻したとすれば、その理由の説明がほしい。理由が受け入れられるものならば何でもないことだ。そうでないならば、何らかの措置を講じることになる。措置はどんな種類のものにもなり得るね」

サウジアラビアでスペイン・スーパーカップを戦っているレアル・マドリー。アンチェロッティ監督は選手たちに対して、練習以外で厳しい要求は課していないようだ。

「彼らに多くは求めない。私たちは1年を通してずっと一緒にいるわけだからね。彼らにはかなり自由を与えている。映像を見せるセッションもあるが、それも15分以上にはならない」

「私は選手たちの自由を許している。彼らは一緒になって時間を過ごしているし、良い雰囲気があるよ。選手が部屋で何をしているか? 私は何も知らないし、知りたいとも思わないんだ」

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