マンチェスター・ユナイテッドのアマド・ディアロがレンジャーズにローン移籍することが決まった。
2021年冬にアタランタから3700万ポンド(約57億円)の移籍金でマンチェスター・Uに加入したディアロ。大きな注目を集める19歳のコートジボワール代表FWだが、ファーストチームでの今シーズンの公式戦出場は1試合のみで、ほとんどの試合でベンチにすら入れていない。
昨夏の移籍市場ではローン移籍の可能性があったものの、新天地が決まらず残留するが、出場機会が限定的な中、27日に半年間の期限付きでスコットランド王者のレンジャーズに加入することが決まった。
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昨夏の東京オリンピックではベスト8進出のU-24コートジボワール代表としてプレーした同選手は、クラブの公式ウェブサイトで「レンジャーズに加入できてとてもうれしい。キャリアのこの段階でこのようなビッグクラブに加入できたことはファンタスティックで、これは挑戦であり、僕自身を試す最高のチャンスだ」と意気込みを語った。
現在、スコティッシュ・プレミアシップで首位を走るレンジャーズだが、主力のヤニス・ハギが膝の重傷でシーズン中の復帰が絶望的とされており、攻撃陣の補強が急務だった。なお、ディアロは早ければ29日のロス・カウンティ戦でデビューするようだ。