26日のラ・リーガ第23節で、ホームでのバルセロナ戦に1-0で勝利したアルメリア。同チームを率いるルビ監督は、この金星に大きな喜びを表している。
24分、自陣からのロングボールを起点にFWエル・ビラル・トゥーレが先制点を決め、このリードを最後まで守り切ったアルメリア。バルセロナの攻撃を相手に堅守を見せて、枠内シュートは1本しか許すことがなかった。
かつてバルセロナで、ヘラルド・マルティーナ監督のアシスタントを務めていたルビ監督は、この勝利を次のように振り返っている。
「重要なのは勝ち点3を獲得し、喜びをかみしめられたことだ。バルサかマドリーに勝つなど人生の中で数えるほどの経験だよ。今、私たちはその経験を数に入れられるんだ」
ルビ監督によれば、ロングボールからの攻撃はチームとしてある程度意識していたようだ。
「カンプ・ノウの試合では後方からボールをつなごうとして拷問に遭った。今回もそういう意思はあったのだが、慎重にパスを回すことを心がけつつ、そこにロングボール戦術も加えた。マンチェスター・ユナイテッドもバルセロナ戦の後半にロングボールからバルサを攻めていただろう」
「私たちはブスケツとセンターバック2枚を押さえなくてはいけなかった。5バックは使用しなかったが、彼らの左サイドバックは誰がプレーしようとカバーするようにしていた。それと、デ・ヨングを自分たちのペナルティーエリアから遠ざけることも意識していたよ」
アルメリアは勝ち点25で、降格圏と2ポイント差で18位につけている。
「残留に必要な勝ち点数がどれほどになるかは分からない。最後の数節まで争うことになるし、厳しい戦いになるだろう」




