ニュース ライブスコア
FIFA ワールドカップ

アル・トゥママ・スタジアムが除幕! 6番目に完成したカタールW杯開催スタジアム

5:30 JST 2021/10/26
Al Thumama Stadium Inauguration
アル・トゥママ・スタジアムがこけら落としを迎えた。カタールのカップ戦であるアミールカップの決勝戦を観戦した来賓やファンが新スタジアムを楽しんだ。

金曜日、カタールではアル・トゥママ・スタジアムがこけら落としを迎え、重要なマイルストーンが達成された。2022年W杯の開催地として世界中の観客を出迎えるこのスタジアムは、カタールで除幕を迎えた6番目の開催地となった。

アル・トゥママ・スタジアムはアミールカップ決勝戦でお披露目となった。何万人ものファンがつめかけたこの試合では、アル・サッドがアル・ラーヤンに苦戦を強いられた。バルセロナのレジェンド、シャビ・エルナンデスが指揮を執るアル・サッドは、1-1で90分を終えた後PK戦に突入したが、ローラン・ブラン監督のアル・ラーヤンからなんとか勝利をもぎ取った。

カタールの首長であるタミーム・ビン・ハマド・アル=サーニーの出席のもと、セレモニーが行われた。FIFA会長のジャンニ・インファンティーノも試合を見守っていた。

アル・トゥママ・スタジアムはドーハ南部12kmに位置しており、4万人を収容できる。翌年に開催されるW杯では準々決勝までの試合が行われる予定だ。すでに完成済のハリーファ国際スタジアム、アル・ジャヌーブ・スタジアム、エデュケーション・シティ・スタジアム、アフメド・ビン=アリー・スタジアム、アル・ベイト・スタジアムに次いで完成した6番目のスタジアムである。W杯開催地としてはあと2ヶ所が現在も建設中だ。

FIFA会長のジャンニ・インファンティーノはこう語る。

「カタールはフットボール界に驚きをもたらし続けており、この驚きはFIFAW杯が閉幕するまで終わることはないだろう。アル・トゥママ・スタジアムは優れた技術で作られており、この国と地域にとって非常に重要な意味をなすものだ。初のFIFAアラブカップが数週間後に行われ、さらにちょうど1年後に中東初のW杯を目撃することができるのが今から待ち遠しい」

このスタジアムは、革新的な冷房設備を含めた面白い特徴を多数持ち合わせている。カタール人建築家イブラヒム・M・ジェイダ氏がデザインしたアル・トゥママ・スタジアムは、アラブ地域の少年や男性が着用する伝統的な帽子「ガーフィヤ」によく似た外観を備えている。

カタール最高委員会(SC)の事務局長を務めるH.E.ハッサン・アル・タワディ氏は次のように語っている。

「来年に控えたFIFAW杯を前に、6番目のスタジアムがこけら落としを迎えたことを非常に誇りに思う。アル・トゥママはカタールのすべての人にとって非常に特別な開催地だ。アラブの少年や男性の誇りとなっている重要な衣装を模したスタジアムであり、このユニークなデザインは国民の才能とイノベーションを示すものだ」

アル・タワディ氏はさらに続ける。

「あともう少しでW杯を迎える。その1年の間にFIFAアラブカップ開催というマイルストーンを迎えるが、これはカタールW杯を前に我々の計画をテストする大きな機会になる。カタールや地域、そして世界にとって記憶に残るW杯を行う準備を整えている」

アル・トゥママ・スタジアムの収容人数はW杯後に2万人まで削減され、スポーツクリニックやブティックがオープンすることになっている。こけら落としとアミール杯決勝に伴い、国はワクチン接種済みか、もしくは新型コロナウィルスから回復したファンに限ってチケット購入を許可していた。

なお、アル・トゥママ・スタジアムは、今年末に初開催が予定されるアラブ・カップの開催地となっている。