アル・ナスルがアストン・ヴィラからジョン・デュランを獲得したことを発表した。
2023年夏にアストン・ヴィラに加入したデュラン。昨シーズンはなかなかチャンスをつかめなかった21歳のストライカーだが、今シーズンにブレイクを果たす。開幕からの5試合で4ゴールを挙げ、チャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦で決勝点を挙げて大金星に貢献するなど、ここまでの公式戦29試合で12ゴールをマークしている。
昨夏にビッグクラブからの関心が届くも、昨秋にアストン・ヴィラと2030年までの長期契約を結んだばかりのデュランだが、今冬の移籍市場でその去就に注目が集まる。ウェストハム・ユナイテッドも関心を寄せていた同選手に対しては、クリスティアーノ・ロナウドの所属するサウジアラビアのアル・ナスルが獲得に向けて動き出していた。
そして、サウジアラビアの移籍市場最終日に当たる31日、アル・ナスルはデュランを獲得したことを発表。9番を背負うことの決まった同選手は、クラブと2030年夏までの5年半契約を結んだ。また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は7700万ユーロ(約124億円)にボーナスが付帯する額に上るようだ。
コロンビア代表としてもプレーする21歳のデュランは、タリスカをフェネルバフチェに放出したアル・ナスルでロナウドやサディオ・マネとともに前線を形成することに。また、AFCチャンピオンズリーグエリートで順調に勝ち進めば、Jリーグ勢と対峙する可能性もある。




