アル・ヒラルは、ウォルヴァーハンプトンからポルトガル代表MFルベン・ネヴェスの獲得を発表した。
今夏の移籍市場で、その去就に注目が集まっていたネヴェス。2017年からプレーするウォルヴァーハンプトンで主将を務め、ポルトガル代表としても主力の1人である26歳の同選手に対しては、契約最終年に入る今夏にバルセロナからの関心も報じられていた。しかし、先日からサウジアラビア行きが濃厚とされており、アル・ヒラル移籍は間近に迫っていることが伝えられていた。
そして23日、アル・ヒラルはネヴェスの獲得を発表。双方は2026年夏までの3年契約を締結した。なお、移籍金は4700万ポンド(約86億円)に上るとイギリス『BBC』が伝えている。
この移籍金は、ウォルヴァーハンプトンにとってディオゴ・ジョタをリヴァプールへ売却した際に得た4100万ポンド(約75億円)を上回るクラブ最高の売却額になる。またサウジ・プロフェッショナル・リーグにとっても、2021年にアル・ヒラルがマテウス・ペレイラ(ウェスト・ブロムウィッチ)を獲得する際に支払った1540万ポンド(約28億円)を上回るリーグ史上最高額になるようだ。
アル・ヒラルで8番を着用するネヴェスは、サウジアラビア勢にとってアル・イテハドに加入したカリム・ベンゼマやヌゴロ・カンテに次ぐ、今夏の移籍市場でのビッグネーム獲得になる。




