アル・イテファクは、スティーヴン・ジェラード監督の就任を発表した。
現役時代にリヴァプールでチャンピオンズリーグ制覇を達成するなど、主将として大活躍を見せたジェラード監督。引退後は古巣のユースチームでコーチを務め、レンジャーズで監督キャリアをスタートさせると、チームを10年ぶりのリーグ優勝に導く実績を残した。その後2021年からはアストン・ヴィラを指揮したが、昨年10月に成績不振から約1年で解任されていた。
以降は無所属の状態が続いていたジェラード監督だが、サウジアラビアで現場に復帰することが決定。3日、アル・イテファクは新監督として2025年までの2年契約を結んだことを発表した。
アル・イテファクのハリド・アル=ダバル会長は、ジェラード監督の就任について「プロフェッショナルリーグで働く初のイングランド人指揮官になる。ジェラードの存在は間違いなく私たちのリーグにとっての補強であり、飛躍的なプラスになることだ」と期待を寄せた。
ジェラード監督が新たに指揮するアル・イテファクは、昨シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグを7位で終えている。国内4強(アル・ナスル、アル・ヒラル、アル・イテハド、アル・アハリ)が超大型補強を続ける中、上位に食い込むことができるだろうか。


