アル・アハリは、チェルシーからエドゥアール・メンディを獲得したことを発表した。
2020年夏にチェルシーに加入したメンディは、1年目から正守護神を務めてチャンピオンズリーグ制覇に貢献。2021年のUEFA年間最優秀GK賞やFIFA年間最優秀GK賞を受賞した同選手だが、今シーズンはケパ・アリサバラガとのポジション争いに敗れて公式戦わずか12試合の出場にとどまっていた。
そして今夏、メンディにはチームメイトのヌゴロ・カンテやカリドゥ・クリバリ、ハキム・シィエシュとともにサウジアラビアからの興味が浮上。アル・アハリに新天地を求める可能性が高まっていた。
そして28日、アル・アハリはメンディを獲得したことを発表。双方は2026年夏までの3年契約を結んでいる。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーが受け取る移籍金は1600-1700万ポンド(約29-31億円)に上り、選手には年俸1200万ドル(約17億円)に最大300万ドル(約4億円)のボーナスが付帯するサラリーが支払われる。
アル・アハリに加入することの決まったメンディは、サウジアラビアにとってアル・イテハドに加入したカリム・ベンゼマやカンテ、アル・ヒラルに移籍したルベン・ネヴェスやクリバリに次ぐ、今夏の移籍市場でのビッグネームになる。




