アヤックスなどでプレーした元コンゴ民主共和国代表FWジョディ・ルコキが他界した。
現在無所属のルコキが9日に他界したことが元所属クラブの発表により判明。享年29だった。なお、現時点で死因は明らかになっていない。
ルコキが直近まで在籍していたトゥエンテは、声明の中で「クラブはこの悲劇を受け、強い衝撃を受けました。FCトゥエンテは彼を愛する人たちに同情し、この大きな損失を彼らが乗り越えられることを祈ります」と哀悼の意を表した。また、下部組織から在籍したアヤックスも同選手の死を伝えている。
オランダの名門アヤックスの下部組織出身のルコキは、ファーストチームデビュー以降、3シーズンを過ごし、PECズヴォレやブルガリアのルドゴレツに在籍。その後、トルコのマラティヤスポルを経て、昨夏にトゥエンテに加入していた。しかし、プレシーズン中に膝の重傷を負い、1試合もプレーしないまま今年2月に“個人的な事情”で退団していた。
アヤックス時代には3度のエールディヴィジ優勝を経験し、ルドゴレツでは4度のリーグ優勝を飾ったルコキは、ユース時代をオランダ代表として過ごし、フル代表ではコンゴ民主共和国を選択し、3キャップを記録した。
