AguirreGetty Images

コパ準決勝に臨むマジョルカ、監督アギーレ「久保建英は最高の時期を過ごしている。だがソシエダは彼だけのチームじゃない」

27日のコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグ、マジョルカは敵地レアレ・アレナでのレアル・ソシエダ戦に臨む。前日会見に出席したハビエル・アギーレ監督はコパ決勝進出、そして2002-03シーズン以来となる史上2回目の優勝に、クラブ全体が大きな期待を抱いていると語った。

「この一戦に向けた心構えをできている。チームには大きな期待がある。ラ・レアルの方がこうした試合に慣れているかどうかは分からない。が、私たちは精神的にもフィジカル的にもフットボール的にも、良い状態でこの試合に臨むことができる」

「コパ決勝に進出することは私たちの目的ではなかった。が、対戦相手を打ち破る度に、大切な大会になっていったんだ。私たちはこの準決勝の後半戦に臨む。私にとっても選手たちにとってもクラブにとっても大切なことだよ」

0-0で終了したファーストレグは、レアル・ソシエダがボールを保持してマジョルカが堅守速攻で応戦する内容だった。アギーレ監督はセカンドレグも同じような展開となることを予想している。

「私たちの陣地でプレーされることになるだろう。サイド攻撃を仕掛けられ、多くのクロスが送られると思っている。自分たちがボールを持ったとき、うまく攻められることを期待しているよ」

2022年3月にマジョルカ指揮官に就任し、1部残留に導いたアギーレ監督。当時のチームにはレアル・マドリーからのレンタルでMF久保建英が在籍していたが、元日本代表指揮官は同選手をそこまで重用せず、ベンチに置くことも少なかった。そして久保は同年夏にレアル・マドリーからソシエダに完全移籍し、ついにスペインで本格ブレイクを果たしている。

アギーレ監督はそんな日本人選手が、ソシエダで「最高の時期を過ごしている」との見解を示した。

「タケはスペインに戻ってきてから最高の時期を過ごしている。彼はラ・レアルの重要な選手だ」

「ただ、それがバレネ(チェア)が重要でないことを意味しているわけではない。彼らのサイドハーフはトップレベルで、加えてブライス、ミケル(・メリーノ)だっている。その全員が非常に高いレベルにあるんだ。オヤルサバル、サディク、アンドレ・シウバも忘れることはできないね」

「ラ・レアルは前に素晴らしい選手たちを揃えており、後方にはクラブカラーを感じている選手たちいるんだ」

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