サンフレッチェ広島は7日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)のグループステージ第4節でシドニーFC(オーストラリア)と対戦した。
開幕から3連勝でグループE首位に立っている広島。グループステージ折り返しとなる今節は、前節2-1で下したシドニーとの再戦となった。広島は満田誠やマルコス・ジュニオール、青山敏弘らを先発起用する。
試合は開始直後こそ広島が攻勢を目立たせたものの徐々にシドニーペースに。それでもあまりチャンスは作らせず、互いに得点が奪えないまま時計の針が進んでいく。
前半ATには広島に決定機が訪れる。ボックス右に抜け出した満田がシドニーDFを引き付けてグラウンダーのパスを供給するとフリーの柏好文が右足でシュート。GKアンドリュー・レッドメインも対応が間に合わない位置にいたが、枠を捉えずにスコアレスで折り返す。
広島はハーフタイム中に青山に代えて中野就斗を起用したが折り返して迎えた後半もなかなかスコアが動かず。広島は60分にも2枚替えでドウグラス・ヴィエイラとM・ジュニオールに代えて加藤陸次樹とピエロス・ソティリウを送り出す。
すると61分、志知孝明が左サイドからクロスを供給。上手くマークを外してニアに入り込んだ加藤が頭で合わせて先制点を奪取した。
直後にはシドニーの細かな連係からボックス右のアナス・ウアヒムにシュートを浴びせられたが日本代表にも選ばれているGK大迫敬介がファインセーブでしのぐ。さらに70分にもチアゴ・クィンタルのクロスにマックス・バージェスが合わせたシュートを大迫が止めて無失点を保つ。
そして、最後までリードを守り抜いた広島が1-0で競り勝って4連勝。これにより、広島のグループステージ突破が決定している。





