20220819_Urawa(C)Kenichi Arai

ショルツ! モーベルグ! ユンカー! ジョホールを5発圧倒の浦和レッズがACLベスト8進出

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は19日、ラウンド16のジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)vs浦和レッズが行われた。

日本での集中開催となっている東地区ノックアウトステージ。浦和は、川崎フロンターレとも同居したグループIを首位通過したジョホールと本拠地・埼玉スタジアム2002で対戦できることに。一発勝負に向けて大久保智明やダヴィド・モーベルグ、松尾佑介らを先発起用した。

試合は開始から浦和ペースで進む。8分には右CKの流れから松尾がGKファリザル・マルリアスのファウルを受けたとの判定でPKの笛が鳴り、キッカーのアレクサンダー・ショルツが確実に先制点を奪取する。

さらに19分、ボックス手前中央という絶好の位置でのFKでキッカーはモーベルグ。左足のシュートはゴール右上隅を捉え、右ポストに当たる絶妙なコースを描いてゴールに吸い込まれた。

39分にも浦和が攻撃力を発揮。ボックス右の松尾が蹴り込んだクロスにファーで反応した小泉佳穂が中央に折り返し。モーベルグがダイレクトで合わせて3点差をつける。

優勢を保つ浦和はハーフタイムに大畑歩夢、大久保智明、伊藤敦樹に代えて明本考浩、江坂任、安居海渡を投入。それでも優勢を保つと65分に小泉に代えて関根貴大、76分に松尾に代えてキャスパー・ユンカーと続々とカードを切っていく。

それでも、79分にボックス内でスルーパスに反応したユンカーはGKマルリアスを抜こうとしたものの抜き切れず。それでも84分、右サイドに抜け出した江坂の中央への折り返しをユンカーは落ち着いてワントラップ。左足で一対一を制してチームの4点目とする。

そして、後半ATにも素早い攻撃からユンカーが自身のこの日2点目を沈め、ジョホールを寄せ付けることはなく試合が終了。準優勝した2019年以来3年ぶりに大会に出場している浦和が、ベスト8に駒を進めた。

■試合結果
ジョホール・ダルル・タクジム 0-5 浦和レッズ

■得点者
ジョホール:なし
浦和:アレクサンダー・ショルツ(8分)、ダヴィド・モーベルグ(19分、39分)、キャスパー・ユンカー(84分、90+1分)

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