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20240221_Kofu1(C)Hiroto Taniyama

ヴァンフォーレ甲府、初のACLはベスト16で終了…三平和司が一矢報いるも韓国王者・蔚山現代FCに敗れる

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AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では21日、ラウンド16セカンドレグのヴァンフォーレ甲府vs蔚山現代FCが行われた。

J2リーグのクラブながらACL決勝トーナメント進出の快挙を成し遂げた甲府。ラウンド16では韓国王者の蔚山と対戦することとなり、ファーストレグでは0-3で完敗していた。セカンドレグで甲府はピーター・ウタカやファビアン・ゴンザレス、宮崎純真らを先発起用している。

最低でも3点が必要だった甲府だが、11分には蔚山の素早い攻撃からボックス右のオム・ウォンサンがシュート。左ポストに直撃した跳ね返りをキム・ジヒョンが押し込んで蔚山が先制する。

その後、甲府は蔚山を押し込む時間も作りながらゴールに迫っていくものの得点には至らず。前半ATにパスをカットした関口正大がボックス手前中央から左足で放ったシュートも阻まれるなどGKチョ・ヒョヌが高い壁として立ちはだかる。

折り返して迎えた後半も甲府が主導権を握りながら攻勢を保つ。88分には左CKから途中出場の三平和司が頭で合わせて追いついたもののそれ以上得点を重ねることはできず、反対に後半ATにはチョ・ミンギュにネットを揺らされる。

試合は1-2で終了して蔚山が連勝。この結果、2戦合計スコアは1-5となり、甲府は初のACLをベスト16で終えることとなった。

■試合結果
ヴァンフォーレ甲府 1-2(2戦合計:1-5) 蔚山現代FC

■得点者
甲府:三平和司(88分)
蔚山:キム・ジヒョン(11分)、チョ・ミンギュ(90+4分)

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