20201204_Marinos(C)Getty images

横浜F・マリノス、首位通過決定!ACLラウンド16でヴィッセル神戸とのJリーグ対決は回避

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は4日にグループHの最終節が行われ、横浜F・マリノスはシドニーFC(オーストラリア)と対戦した。

グループステージ5試合を終えて、首位・横浜FM(勝ち点12)、2位・上海上港(勝ち点9)、3位・全北現代(勝ち点4)、4位・シドニー(勝ち点4)の順となっているグループH。ラウンド16進出が既に横浜FMと上海上港で決まっている状況で最終節を迎えた。

横浜FMと上海上港が目指すのは、首位でのグループステージ通過。引き分け以上で首位が確定する状況でシドニー戦を迎えた横浜FMは、前節からスタメンを全員変更してオナイウ阿道や大津祐樹、渡辺皓太らを送り出した。

中盤での攻防が続く序盤、拮抗した展開が続くかに思われたが早くからスコアが動く。18分、横浜FMボールの右CKからボックス内にクロスが蹴り込まれると、ファーで實藤友紀が右足のボレーシュートを放ってネットを揺らした。

しかし29分、味方のスルーパスに抜け出したトレント・ブハジアーがボックス手前中央から左足を一閃。強烈なシュートをゴール左端に決めてシドニーが同点に戻す。

1-1で迎えた後半、立ち上がりにシドニーが攻勢をかける。47分にはカウンターから抜け出したアレクサンダー・バウムヨハンに右足でゴールを脅かされるが、GK高丘陽平がファインセーブでしのぐ。

その後、ボール保持率を増加させていく横浜FM。66分に1枚目のカードを切って水沼宏太に代えて松田詠太郎を送り出す。直後にはボックス左に抜け出した前田大然の中央への折り返しに天野純が合わせる好機を迎えたが、シュートはミートしない。

さらに、75分には大津に代えて主将の喜田拓也を投入する横浜FMだったが、勝ち越し弾が生まれることはなくドロー決着となった。

この結果、横浜FMの首位通過が確定し、ラウンド16ではグループG2位の広州恒大(中国)もしくは水原三星(韓国)と対戦。2位通過であればグループG首位・ヴィッセル神戸との顔合わせだったが、Jリーグ対決は回避している。

■試合結果
シドニーFC 1-1 横浜F・マリノス

■得点者
シドニー:トレント・ブハジアー(29分)
横浜FM:實藤友紀(18分)

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