riki harakawa cerezo osaka(C)Getty Images

原川力のCKから2発!セレッソ大阪、サブメンバーの広州FCに勝利でACL白星発進

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1節が24日に行われ、セレッソ大阪は広州FCと対戦した。

3年ぶり4度目のACL挑戦がスタートしたC大阪。6月9日の天皇杯で勝利を上げたとはいえ、その前の6試合では勝利なし(3分け3杯)と決して調子がいいとは言えない状況の中、9年連続9回目の出場を果たした中国の広州FCと初戦で激突している。

大久保嘉人がベンチスタートなったC大阪は、タガートを最前線に、6月に日本代表に選出された坂元達裕、清武弘嗣らが先発。一方で広州FCは、中国スーパーリーグと日程が重なることからトップチームが参加しておらず、ファビオ・カンナヴァーロ監督も不在に。アカデミーやリザーブ選手中心の若手メンバーでこの一戦に臨んでいる。

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序盤から相手陣内へ押し込むC大阪は、15分に先制に成功。原川力のCKに奥埜博亮がフリーで合わせ、頭でネットを揺らした。やや攻めあぐねていたC大阪だが、セットプレーでゴールをこじ開ける。

先制に成功したC大阪は、その後もサブチームの広州FCを圧倒。34分には清武弘嗣が胸トラップから強烈なボレーを放ったが、GKに防がれる。37分には原川力もチャンスを迎えたが、追加点は奪えず。1点リードで前半を折り返す。

後半も主導権を握るC大阪だが、決定機には乏しい展開に。60分にはタガートに代えて大久保嘉人を投入。67分には清武弘嗣を下げて中島元彦をピッチへ送り、追加点を狙いに行く。68分には為田大貴がシュートを狙いが、枠の右へ外れた。

攻めながらも追加点が奪えない時間が続いたC大阪だったが、再びセットプレーからゴールを奪う。アシストはまたも原川力。69分、CKから正確なクロスを送り、チアゴがフリーで合わせた。これで余裕を得たC大阪は試合をコントロール。危ないシーンを作らせず、2-0で勝利を挙げた。

この結果、白星スタートとなったC大阪はグループJで首位に立った。このあと、27日の第2節で香港の傑志体育会と対戦する。

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