日本代表MF遠藤航は、自身の状態が問題ないことを強調している。
カタール・ワールドカップ(W杯)の初戦で23日にドイツ代表と対戦する日本。優勝候補に挙げられる強豪とのいきなりの激突では、ブンデスリーガで日ごろからマッチアップ経験のある選手たちの存在が鍵になる。
守備的な戦いを強いられると目されることも相まって、シュトゥットガルトでデュエルにおいてリーグトップクラスの数値を出してきた遠藤はその筆頭だ。一方でW杯直前にクラブで脳震とうを起こしており、回復プロトコルで定められた期間によって17日に行われた国際親善試合カナダ代表戦には参加せず。
とはいえ、21日のオンライン取材にて遠藤は「全然問題ない」と語っている。
「別にケガしているわけではないので練習はできます。もちろん、もう1回当たったらどうしようみたいなところの不安はありますけどで、それを気にしてたらサッカーはできないと思っています。練習や試合になってしまえば、もうそこら辺はあまり気にせずプレーできると思っています」
また、遠藤は自身の重要性について「対ドイツ、対コスタリカ、対スペインだろうが、自分の役割というのはもちろん分かっているつもりではいます」と自覚を示し、期待されているパフォーマンスを出すことが楽しみな気持ちでいると明かした。
「皆さんにも期待してもらっているというところに関して言うと、4年前とは全然立場が違うなというのも実感できます。そういった意味では本当楽しみな気持ちしかないというか。今まで自分がやり続けて来たこと、皆さんに見せてきたことを、ワールドカップの舞台でも出せるかというところは楽しみです」
23日の22:00に迫るドイツ戦のキックオフ。史上最高位のベスト8を目標に掲げるチームにとって大きな意味を持つ一戦に向け、日本の中心選手はポジティブに準備を進めている。
