20221206_Moriyasu_Arai(C)Kenichi Arai

日本代表での4年間に森保一監督「幸せな仕事だった」。今後は欧州での指導者修行も示唆

日本代表を率いる森保一監督が6日、帰国直前のメディア対応でこの4年間を回想している。

カタール・ワールドカップ(W杯)に臨んだ日本はグループステージでスペイン代表、ドイツ代表を破る快進撃を見せ、首位で決勝トーナメントに進出。しかし、ラウンド16の戦いではクロアチア代表とPK戦までに及ぶ死闘の末に敗退することとなった。

発足当初よりベスト8以上を目標に掲げながら、あと一歩で逃す結果となった森保監督だが、この4年間を振り返って「一言で言うと幸せな仕事だったと思います」と語り、自身の今後について口にした。

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「監督業をまずは続けていこうかなという気持ちはありますし、少し間をおいて欧州で勉強に行くことも考えています。(続投要請の)報道はみましたけど、現実的な話はしていなくて、これからです。サッカーで私自身を成長させてもらった、クラブと違ってこの代表という素晴らしい環境で仕事をさせていただいて、私自身の成長にもすごく繋がったし、私自身が成長させていただいたと本当に思っています。だいぶ歳はとりましたが、もっともっと成長したいという思いと、よりサッカーに貢献したいという思いがあります」

また、今大会について「心残りはない」とも。ベストをぶつけられた手応えを明かしている。

「反省すべき点あったかもしれないですが、悔いは全然。今できることはすべてやれたと思いますし、足りないことはあったかもしれませんが、選手もスタッフもチーム全体で今のベストを常に最善の準備をして全力で試合にぶつける。この4試合の中でも一試合一試合、チームの成長を感じながらブラッシュアップして来られたとは思います。目の前の一戦にすべてをぶつけるということはできたとは思います」

そして、選手たちに向けては改めて「世界のトップトップと互角に渡り合い、勝ってくれて、素晴らしい景色を選手たちは見せてくれました」と感謝。続けて「世界に学ぶべき点はまだまだありますけど、追いつくだけ、見上げるだけではなくて、追いつきから追い越せに本気で選手たちがマインドを変えさせてくれました」と日本サッカーの今後に対する大きな期待を強調している。

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