日本代表MF守田英正が実戦復帰の準備を進めている。
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループE第1節でドイツ代表を2-1破る大金星を成し遂げた日本。快進撃を続けるべく、27日の第2節ではコスタリカ代表と対戦する。
一方で歓喜に沸いた試合に守田は出場せず。日本のキーマンの一人として期待を受けているが、直前の負傷により、17日の国際親善試合カナダ代表戦でも帯同を回避していた。
とはいえ、全体練習には復帰している守田。24日の練習後、足の状態は「問題ない」と語り、次戦に向けて「出られる準備はしたい」と端的に説明している。
また、コスタリカ戦で先発起用の可能性について「全然いけます。別にドイツでもいけました」と意気込みを示し、次戦に向けた改善点を述べた。
「コスタリカとスペインの試合の細かい分析が自分でもできていないのでそれ次第ですけど、相手が真ん中3枚になった時に(日本は)少し対応が遅れるような部分は感じました。どういったフォーメーションで初期配置になるかわからないけど、僕がもしボランチで出るのなら少し前目を取ったり、そこで流動性を持ってできれば相手は嫌になると思います。守備の形と攻撃の形を、フォーメーションを自分たちで変えていってもいいのかなと思います」
ボランチの選手としてチーム全体のさらなる向上を促す守田だが、「昨日の試合をきっかけにして、また一つチーム力が上がっているのかなと思います」とも口にした守田。全体が波に乗る中で個人としても万全の状態に整えており、期待に応えるパフォーマンスを披露してくれそうだ。
