韓国メディア『スポーツ・ソウル』は、アジア勢の“カウンターアタック”が希望をもたらしていると報じた。
カタール・ワールドカップ(W杯)では、開幕戦でカタール代表がエクアドル代表に0-2で敗れたのを始め、FIFAランキングでアジアトップのイラン代表はイングランド代表に2-6で大敗。また、オーストラリア代表もフランス代表に1-4の完敗を喫している。
一方で、サウジアラビア代表はアルゼンチン代表に2-1で勝利。リオネル・メッシにとって最後の大会となることもあって注目を浴びる優勝候補は、PKからメッシの得点で先制したが、サウジアラビアが粘り強い戦いを見せて逆転を果たした。
そして、日本代表も23日のグループE第1節でドイツ代表相手に2-1で大金星。『スポーツ・ソウル』は日本の選手たちがサウジアラビアの試合をバスの中で観戦していたことを紹介し、正しいモチベーションで臨めることになったと指摘した。試合展開については、冷静な守備でドイツの猛攻をしのいだ末、積極的な交代策が撃破に繋がったと伝えている。
同メディアは「アルゼンチン、ドイツが撃沈。アジアのカウンターアタックがスタート」という見出しの記事で、この驚きの連続に「スポーツにおいて下克上は可能という希望を印象付けるものだ」と強調。韓国代表が24日22:00キックオフのウルグアイ代表戦でアップセットを起こす可能性に期待を寄せた。
