サッカー界のレジェンド、ペレ氏がフランス代表FWキリアン・エンバペに感謝を述べた。Twitterを通じて伝えている。
腸がんにより昨年9月に腫瘍摘出手術を受け、入退院を繰り返していることが伝えられているペレ氏。カタール・ワールドカップ(W杯)開催中にも入院することとなったが、ブラジル『O Rei』によれば、容体が順調に改善していることを治療に努めているサンパウロのアルベルト・アインシュタイン病院が報告している。
デリケートな状態が続く中、前回覇者フランス代表の一員としてカタール大会に臨んでいるエンバペは、ここまで5得点で得点ランキングトップに君臨。前回大会も含めたW杯通算では9得点をマークしており、24歳以下の選手としてはペレ氏の8得点を抜く新記録となった。
そんなエンバペは3日、ペレ氏に向けて「王のために祈る」と投稿。それに対してペレ氏は9日に「ありがとうエンバペ、今大会で君がまた一つ私の記録を破ったことを嬉しく思う。君は友人だよ! 」と感謝のメッセージを送っている。
なお、フランスは日本時間10日28:00に準々決勝のイングランド代表戦を予定。大会屈指のビッグマッチにて、エンバペはまたしても輝きを放つことはできるのだろうか。
