日本代表MF鎌田大地が、ドイツ代表戦後のフラッシュインタビューに応じた。
日本は23日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループE第1節でドイツ代表と対戦。下馬評でも不利だったうえ、前半中にPKから先制点を奪われる苦しい展開となったが、後半半ば以降に堂安律と浅野拓磨がネットを揺らして逆転勝利を飾った。
前半は消極的な入りで防戦一方となっていた日本だったが、後半から続々と攻撃的な布陣変更やカードの投入が功を奏した形となり、中盤のキーマンとしてフル出場を果たした鎌田も森保一監督の采配が結果を分けたと口にしている。
「前半は僕たちは彼らをリスペクトしすぎて臆病に戦っていたと思うし、僕個人的なプレーも今季で一番よくなかった出来だと思います。あの前半のようなサッカーをしたまま後半も終わっていたら間違いなく一生後悔するような内容で。それを森保監督がしっかりフォーメーションを変えて、自分たちが果敢に勇気をもってプレーできたことがすべてだったと思います」
また、戦前の予想ではドイツが有利と伝えられていたが、選手たちは勝ち点奪取を信じていたようだ。
「普通に僕は常に言い続けてきましたが彼らの方が実力があってクオリティがあるのは、間違いないと思いますけど、自分たちは本当に勝てると思っていましたし、最低でも勝ち点1を取れると心の底から思っていたので、しっかり結果で証明できてよかったと思います」
ドイツ戦の勝利により勝ち点3を手にした日本。27日に行われる次戦のコスタリカ代表戦に勝利すれば早くも決勝トーナメント進出を決める可能性が出るが、鎌田はドイツ戦の戦いを継続できれば良い戦いができると自信を示した。
「今日は初戦で硬さもありましたし、彼らをリスペクトしすぎたところもあったと思いますけど、自分たちがしっかりとやれば世界のトップとも渡り合えることを今日証明できたと思います。僕たちがこういうプレーを続けていくことが大事だと思うので、しっかりとコスタリカに対しても良いプレーをしたいと思います」
