20221120_Doan(C)Kenichi Arai

サッカー日本代表MF堂安律、強豪ドイツとの初戦にも「互角にやり合えると思う」

日本代表MF堂安律は、強豪との対戦にもまったく気後れしていない。

23日のカタール・ワールドカップ(W杯)初戦でドイツ代表と対戦する日本。ドイツはスペイン代表とともにグループ突破の本命と見なされているだけでなく、優勝候補にも挙げられる超強豪だ。

また、ドイツの強さを支える要素として、多くの選手がブンデスリーガの盟主バイエルンで日ごろからともにプレーしているため、綿密な連係が培われていることも挙げられる。

とはいえ、堂安は2022-23シーズン、所属するフライブルクでブンデスリーガ15試合2ゴール3アシストをマーク。15試合終了時点で首位バイエルンに次ぐ2位チームの主力として、躍動している。

19日の練習後、ドイツとのW杯初戦について問われた堂安は、自信のほどを口にした。

「(1-2で負けた国際親善試合で)カナダとやったときにかなり相手がフィジカルが強くて速い選手が多かったですけど、逆にドイツはそういう選手が少なくて。フィジカルは強いですけど、アジリティでカナダみたいな迫力はないです。特に苦手意識もないですし、全然上として見られていなくて、僕は互角にやり合えると思うので、期待してもらいたいなと思います」

さらに、ドイツの印象については昔は「より組織的でその中に個があるイメージ」だったが、「最近は個が強くなりすぎていて、組織がちょっとバラバラになっているイメージ」と語る。“勝負強さ”の点においても、過去の印象ほど恐れる必要はないと強調した。

「あとはトーナメントで強いイメージがありましたが、(グループで敗退した)4年前のロシアW杯だったり、経験のある選手が引退していって少しずつ薄れていっている部分があるので。逆に日本は経験値のある選手が残って若い選手に伝えられると思いますし、間違いなくそこは日本が積み上げてきた財産です。勝てるチャンスは多いなと思います」

また、「うちにも結果を残しているMF陣はいる」とも誇った堂安。実際にフランクフルトMF鎌田大地やシュトゥットガルトMF遠藤航ら、ブンデスで突出した輝きを放ってきた選手がいるが、そういったポジティブな要素を結果に結びつけ、下馬評を覆すことはできるのだろうか。

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