日本代表を率いる森保一監督が22日、カタール・ワールドカップ(W杯)初戦に向けた前日会見に出席した。
史上最高位のベスト8以上を目標に掲げてカタール大会に臨んでいる日本。しかしながら、グループステージではドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と同居し、厳しい戦いが予想されている。
さらに、23日のドイツとの初戦を前にして、冨安健洋や遠藤航、守田英正らの状態が懸念されていたが、森保監督は「26人全員が揃ってトーレニングできています」と説明。全員が起用可能であることを強調した。
「明日のドイツ戦に向けても、今日の練習が終わってみなければわからないことがありますけど、明日のドイツ戦も現段階では全員揃って、全員が戦えるメンバーとして考えられる、良い状態になっています」
一方で、スタメンのチョイスに関しては「明日の試合に楽しみに待っていただければ」と多くを語らず。とはいえ、ブンデスリーガ勢の経験を頼りにしているようだ。
「我々が勝利を目指して戦ううえでベストなメンバーを選んで試合に臨みたいと思います。また、鎌田大地をはじめとする、今回選出している多くの選手たちが、ブンデスリーガ1部で7人、2部で1人プレーしている選手がいます。彼らが普段世界のトップトップのリーグの中で培ってきているものを明日の試合でも自信をもって発揮してもらえればなと思っています」
気持ちの部分では「開幕戦を迎えるにあたって、今非常に楽しみにしている気持ちが大きい」とも明かした森保監督。選手に対しては「アグレッシブに、そして我慢強く、そしてワールドカップに挑む。チャレンジ精神を持って思い切ってプレーしてほしい」と期待を寄せている。
