女子ワールドカップ(W杯)2023グループA第3節が、30日に行われた。
決勝トーナメントに進んだ場合、ラウンド16でなでしこジャパンが属するグループCを突破したチームと対戦することになるグループA。グループ最終節が行われた結果、スイス女子代表が1位、ノルウェー女子代表が2位での通過を決めた。
第2節終了時点で首位に立っていたスイスは、開催国ニュージーランド女子代表と対戦。試合はなかなか動きを見せず、最終的に0-0で終了した。
一方、第2節でニュージーランドを破る波乱を巻き起こしていたフィリピン女子代表だが、ノルウェーとの第3節ではソフィー・ロマン・ハウグのハットトリックなどによって0-6で大敗。前半だけで3失点を喫すると、後半も盛り返すことはできないまま1名の退場者も出している。
これらの結果、グループAではスイスが1位、ノルウェーが2位に決定。FIFAランキング12位のノルウェーは第2節終了時点で最下位に沈んでいたが、開催国ニュージーランドと勝ち点4で並んだものの得失点差で上回って逆転通過を果たしている。
なお、グループCの最終節は7月31日16:00にキックオフ予定。なでしこはスペイン女子代表と対戦するが、勝利した場合はグループA2位のノルウェー、引き分け以下で終えた場合はグループA1位のスイスとラウンド16で対戦する。
