リーグ1(イングランド3部)のルートン・タウンは13日、ジャック・ウィルシャー氏が新指揮官として就任することを発表した。
現在33歳のウィルシャーはユース時代にルートンからアーセナルに移籍。同クラブでトップチームデビューを果たすなど将来を嘱望され、欧州サッカー界でインパクトを残した。しかし、キャリアの中で度重なる負傷に悩まされたこともあって長く活躍し続けることができず、ウェストハムやボーンマスでのプレーを経て、2022年夏に引退した。
その後、指導者としてアーセナルのユースチームを指揮した後、2024年10月にノリッジのアシスタントコーチに。今年4月から暫定指揮官も務めた中、シーズン後に退団してフリーとなっていた。
そのウィルシャー氏が、自身が初めて所属したクラブでもあるルートンに復帰。同氏は「ルートンの監督に指名されたことはとても光栄なことだ。人生を一周した気分だ。8歳の時に初めてここに来て、正式監督を務める初めてのクラブとなった。運命かもしれないね。これ以上、嬉しいことはない」と語った。
2023-24シーズンにプレミアリーグから降格したルートン・タウンは、昨季にチャンピオンシップで22位となって再び降格。今季はここまで、リーグ戦11試合を終えて勝ち点16で11位に位置している。




