Yogibo WEリーグ第21節が3日に行われ、2022-23シーズンの優勝チームが決定した。
首位・三菱重工浦和レッズレディースは今節含め残り2試合で2位INAC神戸レオネッサに勝ち点差6をつけた状態で、大宮アルディージャVENTUSと対戦。引き分け以上で優勝確定という状況の中、序盤から主導権を握っていく。
すると24分、猶本光がボックス左から左足でシュート。GK望月ありさの位置を見て放たれたシュートは絶妙な軌道を描いて枠を捉え、先制点とする。浦和は45分にも清家貴子のスルーパスに抜け出した島田芽依が一対一を決めてリードを広げた。
後半に入っても一方的な展開を続ける浦和。大宮Vの最終ラインに猛プレスをかけてボールを奪った清家がそのままボックス左に侵攻して右足でネットを揺らす。清家は77分にも相手のバックパスのミスを見逃さずにこの日2点目を沈める。
最終的に、浦和は大宮Vとの“さいたまダービー”に4-0で完勝。今季の成績を19試合16勝1分け2敗、45得点17失点とし、1試合を残してWEリーグ初制覇を果たした。
なお、浦和は今季WEリーグカップも制覇。国内二冠を達成している。