日本女子プロサッカーリーグは12月1日、Yogibo WEリーグの第11節全5試合の延期を発表した。
同日午前、日本サッカー協会(JFA)はオランダ遠征に臨んでいたなでしこジャパン(日本女子代表)のスタッフ・選手が、帰国後14日間の待機(空港検疫所定のホテルにて6日間の隔離、7日目以降は自宅または事前に手配した宿泊施設にて14日目まで待機)を求められることを発表。日本政府が定める新型コロナウイルスのオミクロン株への対応に則った行動を強いられることとなっていた。
これにより、4日に予定されていたWEリーグ第11節に複数の代表選手が参加できないことが決定。WEリーグでは、なでしこの18名だけでなく、フィリピン女子代表で活動していた2名がこの対象となり、クラブ単位では最大5名が出場不可の状況となっていた。
しかし、1日に発表されたところでは、同日午前に開催されたWEリーグ実行委員会にて全クラブ出席のもとで審議。全クラブの公平性を担保する観点が重視され、第11節の全5試合が延期される運びとなった。
なお、延期となった試合の開催日及び購入済みチケットに関する対応は、決定次第速やかに案内するとしている。
延期となった試合の一覧は以下の通り。
■延期試合/WEリーグ第11節
12月4日(土)
- 13:00 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース vs 大宮アルディージャVENTUS
- 13:00 ノジマステラ神奈川相模原 vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
- 13:00 サンフレッチェ広島レジーナ vs INAC神戸レオネッサ
- 14:00 アルビレックス新潟レディース vs 三菱重工浦和レッズレディース
- 14:00 AC長野パルセイロ・レディース vs マイナビ仙台レディース
