U-20日本代表DF髙橋仁胡の父親が、国際サッカー連盟(FIFA)の日本版公式Twitterでインタビューに応じている。
U-20日本代表の一員として、アルゼンチンで開催中のU-20ワールドカップ(W杯)2023を戦っている髙橋。日本時間22日の初戦、U-20セネガル代表戦でもフル出場を果たし、1-0での勝利に大きく貢献した。
アルゼンチン人の父と日本人の母を持ち、スペインで育ってきた髙橋。現在はバルセロナの下部組織でプレーし、U-16年代ではスペイン代表にも招集されていた。しかしその後、2022年には16歳でU-19日本代表に飛び級招集。今回のU-20W杯にも日本のメンバーとして参加している。
FIFAのインタビューに応じた地位親のフェデリコ・センダゴルタ氏は、髙橋が日本を選ぶに至った経緯を語った。
「数年前に彼はスペインのU-16のチームでもプレーしていましたが、日本代表の方が彼に寄せている信頼は大きいと感じたようです。彼らは息子を2カ月前にプレーしたアジアカップのような大きな大会に呼びました。彼はたくさんプレー時間をもらい、冨樫監督からも信頼されています。正直に言って彼はとてもプレー良いをしていましたし、何の偶然か今日ここで私が生まれた町でプレーをしています」
また、セネガル戦はフェデリコ氏の出身地ラ・プラタのスタジアムで開催。同氏はそのことについても「本当に誇りに思いますよ。ここに家族と一緒に戻ってきて、息子が日本代表のために戦っているのを応援するのは夢のようですし、本当に最高なことです」と喜びを伝えている。
さらに、息子が幼少期よりその才能を輝かせてきたことを明かした。
「彼は小さい時から地元の町のオリムピック・ラ・フロレスタという地元のチームでプレーを始めてその時に周りの家族やコーチたちに息子がどれだけ上手かを効いて、その才能に気づきました。いつも2歳くらい年上の選手たちとプレーをしていて、カタルーニャ連盟から呼ばれてそこでプレーするようになり、エスパニョールやジローナ、そしてバルセロナからオファーをもらいました。そして息子はバルセロナでプレーすることを選びました」
U-20W杯では優勝を目標に掲げている日本。まずは初戦でアフリカ王者の撃破に成功し、大きな期待がかかる中、髙橋のプレーにも注目が集まる。
