スイス代表GKヤン・ゾマーは、イングランド代表戦へ向けて特殊なメガネを付けてトレーニングに励んでいるようだ。
EURO2024で躍進を見せるスイス。グループステージでは開催国ドイツと引き分ける(1-1)など1勝2分け負け無しで決勝トーナメントへ進むと、1回戦では前回王者イタリアと対戦。すると90分間を通して試合をコントロールし、2-0で見事な勝利を挙げてベスト8に名を連ねた。
そして迎える準々決勝では、優勝候補の一角と評価されてきたイングランドと激突する。強豪相手に初の準決勝進出を目指すスイスだが、守護神は大一番を前に特殊なトレーニングを積んでいるようだ。
イギリス『テレグラフ』によると、GKゾマーは日本企業『VisionUp』の充電式電子メガネを着用。液晶が点滅してあえて見えづらい状況を作ることで、動体視力や反射神経、脳の情報処理速度の向上を図るメガネをつけてトレーニングに励んでいる姿が伝えられている。セカンドGKグレゴール・コーベルも同じモデルを着用しているようだ。
GKゾマーは3年前の前回大会EUROでキリアン・エンバペのPKをストップし、フランス相手に勝利の立役者となっていたが(3-3、PK戦5-4)、その際にも『VisionUp』社のメガネを練習で着用していた模様。2022年ワールドカップでも使用しており、今大会も継続的にトレーニングに用いているようだ。
『テレグラフ』は、「ヤン・ゾマーは反射神経を研ぎ澄ますために特別設計されたサングラスで、ベリンガムやケインのシュートを止める準備を整えている」と伝えている。
なお、GKゾマーが着用しているとみられる『VisionUp』社のアスリートモデルは税込み49500円。しかし、公式サイトでは現在在庫切れとなっている。

