ユヴェントスは7日、セリエA第34節でアタランタと敵地で対戦した。
今節を先に消化した暫定2位ラツィオと勝ち点差1で暫定3位につけているユヴェントス。また、ラツィオと同じく今節を終えている暫定5位ミランとの勝ち点差も「2」と、激しいチャンピオンズリーグ(CL)出場圏争いが続く中で暫定6位アタランタとの一戦を迎えている。
アンヘル・ディ・マリアやマヌエル・ロカテッリ、アドリアン・ラビオらを先発させたユヴェントスだが前半はあまりチャンスを作れず。アタランタが優勢な展開に持ち込んだもののスコアレスで折り返しを迎えた。
それでも後半早々、初めてユヴェントスのスタメンに抜擢されていた19歳FWイリング・ジュニオールが指揮官の期待に応える。56分、左サイドでボールを奪ったイリングはさらに大外にポジションをとっていたラビオへのパスを選択。ラビオがボックス左に侵攻して中央に折り返すとアタランタDFに跳ね返されたところに走り込んでいたイリングが左足で先制点を奪取した。イリングにとってはこれがセリエA初ゴールとなっている。
その後、65分にドゥシャン・ヴラホヴィッチやポール・ポグバというタレントを投入してカウンターから追加点を目指すユヴェントス。対するアタランタも積極的な仕掛けからシュートを重ねていくがなかなか枠を捉えない。
そして、アタランタの攻勢をしのいだユヴェントスが最終盤にもカウンターからヴラホヴィッチの2戦連発となる得点で加点。そのまま試合を終え、連勝を飾ったユヴェントスはラツィオをかわして2位に浮上している。一方のアタランタは5試合ぶりの敗戦となった。
ユヴェントスは今後、中3日で行われる11日のヨーロッパリーグ準決勝第1戦でセビージャをホームに迎える。
■試合結果
アタランタ 0-2 ユヴェントス
■得点者
アタランタ:なし
ユヴェントス:イリング・ジュニオール(56分)、デュシャン・ヴラホヴィッチ(90+8分)




