messi(C)Getty Images

悲願のW杯初制覇、メッシが唯一無二の伝説に。記録ずくめ、7G3Aで母国を36年ぶり世界王者に導く

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが記録ずくめの活躍で母国を36年ぶりのワールドカップ(W杯)制覇に導いた。

35歳で今大会を迎えたメッシにとってアルゼンチンを世界王者の地位に導くのは、まさに悲願だった。

自身通算5度目のW杯出場となった今大会、初戦のサウジアラビア代表戦でPKを沈めてカタールW杯初ゴールを挙げたものの、逆転負けを喫したチームはグループステージ敗退の危機に。それでも、メキシコ代表戦で1ゴール1アシストをマークして勝利の立役者となったメッシと共に、チームも崖っぷちからの2連勝で這い上がった。

ラウンド16のオーストラリア代表戦では、W杯決勝トーナメントで初めてゴールを奪い、ベスト8入りに貢献。準々決勝のオランダ代表戦でも1ゴール1アシストを記録したレジェンドは、続く準決勝のクロアチア代表戦でも同様に1ゴール1アシストで決勝進出の立役者に。5ゴール3アシストという圧巻のスタッツと共に、2014年大会以来となるW杯ファイナルに臨んだ。

フランス代表戦でも先発したメッシは、これで元ドイツ代表のローター・マテウス氏を上回るW杯歴代最多となる26試合目の出場に。さらに試合中には元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏の2216分を上回るW杯通算最長出場時間を記録した選手となった。

W杯史を塗り替えた中、フランス戦でも前半にPKを沈めて、今大会6ゴール目を記録。同一大会においてグループステージ+決勝ラウンドの4試合すべてでゴールを記録した史上初の選手にもなった。さらに1ゴールを加点したメッシは、3-3で迎えたPK戦でも成功させ、アルゼンチンの36年ぶり優勝の立役者に。今大会7ゴール3アシストという完璧な形で大会を終えた。

個人最高峰のタイトルであるバロンドールを7度受賞し、チャンピオンズリーグを含むあらゆるタイトルを獲得してきたメッシ。「僕のW杯最後の試合」として臨んだ大会で多くの記録と共に悲願のトロフィーを戴冠し、W杯史上初となる自身2度目のゴールデンボール(大会MVP)も獲得。まさにサッカー史における唯一無二の伝説となっている。

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